キルギス旅行 その6 いよいよイシククル湖(Иссык-Куль)

2日目のあさ、ネットで探した現地旅行代理店、JAPAN KYRGYZ SERVICEのお兄さんがホテルに迎えにきてくれた。

そしていよいよ、キルギスを代表するイシククル湖に向けて出発、晴天で遠くに天山山脈がみえている。
キルギスは国土のほとんどが山らしい。からっとしていて気持ちいい。
車はあっという間に小さなビシュケクの町をぬけて緑の中を滑走。きっとすごい速度なんだろうなあ~
だんだん山間になってくると、羊、牛、馬の群れが!!
社長のテンチクさんはキルギスの歴史や社会について説明してくれる。
「この近くは、最近政府が中国の企業に土地を貸したのです。彼らは果物の木をうえ、数年後にジュース工場を作る予定だそうです」
なんとなく、この景色が工場になったらいやだなあと思う。しかしこの立派な道路は中国の援助で作ったとか。(工場を作るためかもしれない)
また、この地方の名物でしょっぱい羊のミルクがあるそうだ。それをベースにした地元のお菓子とお水が後部座席に用意されていた。テンチクさんは「もし途中で見つけたらチャレンジしてみましょう」という。(翌日別のレストランでサービスで出たが飲めなかった・・・すごく強い)
途中でガソリンをいれるために、トイレ休憩になった。このロシア文字が女性をあらわす。車は日本車で右ハンドルだが、この国ではガソリンだけでなくプロパンガス(立ったと思う。昔の日本のタクシーみたいな)も燃料として使うらしい。それがここにはないから次のスタンドでまたとまるという。


湖が近くなったところにある小さな漁村で、何かの記念碑の前で女子学生たちがダンスの練習をしていた。今月は第2次世界大戦の終戦記念日があり、その日は町中でお祝いなのだと言う。彼女たちはその準備のためにダンスを練習している。キルギスにとっての第2次世界大戦は8月15日に終戦記念日を祝う太平洋戦争ではなくヨーロッパ戦線だったんだなと思った

いよいよ、湖がみえた!ここまで3時間ぐらいだったような気がする。まるで海!


最初の観光はこの湖が良く見下ろせる、ある”博物館”だった。

(つづく)





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